歩き方を正す 〜歩いて身体を美しく整える〜

皆様は、自分自身の歩き方に目を向けたことはありますか。

人間にとっての基本的な身体機能であり、最も身近な移動手段と言える”歩く”という動作。

歩行は我々の生活を支えているといっても過言でないくらいに大切なものであるものの、歩くことや自分の歩き方に対して目を向けることはあまりありません。

それほど、歩くことが日常において当たり前になっていると言えます。

そんな当たり前の動作とはいえ、個人差はあるものの皆様も一日を通して数千〜数万回繰り返しています。

それほど数を毎日繰り返しているとなると、その一歩一歩の善し悪しによって身体やライフスタイルは大きく左右されることになります。

たかが歩行されど歩行といったところです。

我々の生活において歩くことを切り離せないこと、そして毎日膨大な数を繰り返していることを考えると、自分自身の歩き方に対して少し興味を持ち正そうとするだけで、身体の調子・ライフスタイルは向上するはずです。

目次

日常動作に目を向ける

ここまでお伝えしたように毎日何気なく行っている歩くという動作は、我々の生活にとっての基本であり身体へ影響を与える身近な動作の一つであるわけですが、何故そこに対して目を向けることがないのでしょうか。

これが答えであるといった明確なものはわかりませんが、歩くことが我々の生活において当たり前になり過ぎていることやこれまでの人生で歩き方について学ぶ機会がなかったことなどが理由ではないかと推測します。

そのため、歩き方について目が向かなかったとしても仕方ないと言えます。

自分の歩き方に目を向ける

恐らくほとんどの方が歩くことや歩き方に対して目を向けることなく過ごしていく中で、何かをきっかけにそれらに目を向ける機会を得た方は運に恵まれていると思ってください。

少なくともこのコラムをご覧になられてる方は一つのきっかけになっているはずです。

その機会を得られた方は、是非一度歩くことについて、ご自身の歩き方について目を向けていただきたいです。

歩くを考える

ここまで読み進めて下さった方は、少し歩くことについて興味が出てきたのではないかと思いますので、ここからは歩くということに対してもう少し深く考えていきましょう。

歩くとは何か

そもそも”歩く”とはどういったものなのでしょうか。

恐らくそんなことを考えようと思ったこともないでしょう。

”歩く”と辞書で引くと、「人や動物が普通の足どりで、身体を前方に移動させる」と出てきます。

つまり、人や動物といった物体が移動することから、歩くとは移動手段の一つであると言えます。

歩くとは基本となる移動手段

我々が車や電車・エレベーターといったものを利用せずに移動する際には基本的に歩きます。

何故、身体ひとつでの移動手段の基本が歩くことなのか。

それは、走る・跳ぶなどの他の移動手段に比べて、身体的な疲労も少なく長時間の移動が可能であることから、最も安全であり・効率的であり・楽であることが理由ではないかと考えます。

そのため我々人間は移動する際、無意識のうちに歩くことを選択しているのではないでしょうか。

歩き方にも癖がある

無意識で行う動作はその人の癖が現れるものであり、その癖は身体に様々な影響を与えます。

簡単に説明すると、良い癖は身体の調子は良くしますが、良くない癖は身体の調子を崩すと言えます。

例えば、肩や腰に痛みや違和感がある・スタイルで悩んでいる・疲れがとれにくいといった、身体やライフスタイルにおける問題は日常生活での姿勢や身体の使い方などの癖が原因となっていることも多くあります。

歩き方もその一つであり、皆様が気づいていないだけで自分自身の歩き方には癖がついています。

正しく歩くために

身体や性格が一人ひとり異なるように、歩き方ももちろん同様に異なります。

皆様の歩き方の善し悪しは実際に見てみないと正確なことはお伝えできませんが、正しい歩き方とはどういったものなのかを続いてお伝えしていきます。

スムーズに移動する

まずはじめに、歩くとは移動手段の一つであるということから、スムーズな移動ができているかを確認しましょう。

スムーズな移動とは、楽に歩けている・自然と身体が前に進んでいるということであり、これは正しく歩けているから起こる感覚と言えます。

スムーズな移動のために①:重心移動

このスムーズな移動を行うためには、重心を上手く移動させることがポイントとなります。

つまり身体の重心を上手く移動させることで、スムーズな歩行が可能になるというわけです。

歩行においては胸のあたりに身体の重心があると考え、その重心を前方へ移動させる意識を持ち、その後に脚が自然に振られるといった流れを意識しましょう。

前から胸を引っ張られるように、または鼻のあたりから前に進むイメージを持つと、楽に歩ける感覚を掴みやすいかと思います。

スムーズな移動のために②:腕振り

そして、歩く際に重要なもう一つのポイントが腕振りです。

地面に触れているのは脚ですが、上半身の腕振りもスムーズに効率良く身体を進める要素です。

立ち幅跳びをイメージしてください。

その場から前に跳ぶ際、遠くに跳ぼうとすると腕を大きく前へ振り、その勢いで跳ぶはずです。

つまり腕が前に振られることで身体は前に進みやすくなると言えるため、歩くときも前に向かって腕を振る意識を持ちましょう。

スムーズな移動のために③:自然体

もう一つポイントを付け加えるとするなら、身体の力を抜き自然体で歩くことです。

力を抜くというのは案外難しく、特に肩・膝は緊張しやすい部分であるため、歩く前に肩が上がっていないか、膝が伸びきっていないかを確認しましょう。

肩・膝をリラックスさせるだけで、身体の動きが良くなる感覚や柔らかく使える感覚を掴めるかもしれません。

ですので、まずは身体の力を抜いて、自ら歩いて進むのではなく身体が自然と前に進む歩き方を習得しましょう。

正しい歩行が与える身体への感覚

正しく歩けていると、先ほどお伝えしたように移動がスムーズに感じるはずです。

また歩くことが楽に感じる・自然と身体が前に進む・長時間歩いても疲れないといった身体の感覚も、正しく歩けているからこそ感じられるものと言えます。

まとめ

今回は歩くという我々の生活の基本となる動作についてお伝えしました。

正しく歩く。

歩くことは皆様にとって当たり前であることから、あまり自分自身の歩き方に目を向けたことはないと思います。

ですので、これを機に一度ご自身の歩き方を確認してみて下さい。

正しく歩けると、歩こうとしなくても身体は勝手に前に進むため、歩くことが楽になり疲れも感じにくくなります。

そのため、正しく歩けるようになるだけで身体への負担は減ることから、腰痛や膝痛の改善また姿勢やボディラインが美しくなることも大きく期待できます

皆様が毎日行う歩くという日常動作。

生活と切り離せないからこそ、歩き方を見直し正すことで自然な歩き方が身に付き、歩いて身体を美しく整えることへと繋がっていきます。

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