健康とは何か

2020 6/07
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健康とは何か

健康であることは大切だと誰しもがわかっていることですが、「そもそも健康とは何か、どのような考え・行動が健康に繋がるのか」と言った、健康についての実際は意外と知られていません。

身体・心・ライフスタイルの在り方が人生に影響を与えるこれからの時代、健康な身体・習慣づくりへの意識や取り組みが重要であると共に、それらが健康の基礎となり人生を彩ることに繋がるはずです。

情報が溢れ、正しいモノ・自分に必要なモノが掴みにくい現代だからこそ、身体・性格・習慣の異なる皆様一人ひとりにとっての「最善の健康」を追求と「最適な選択」を心掛けましょう。

健康の定義

「肉体的・精神的・社会的に良好な状態であること」

こちらが健康の定義であり、WHO(世界保健機関)にて提唱されているものです。

このように曖昧に捉えられがちな健康にも定義があるわけですが、これを理解したから健康になれるというものではありません。

そもそも、この定義自体が非常に掴みづらいものと言えます。

肉体・精神・社会の良好な状態と一見簡潔に書かれているように思えますが、具体的にどのような状態が当てはまるのでしょうか。

健康を具体化する

ここまで書いてきた通り健康には定義があるものの、その実態はどこか曖昧であり掴みづらいものであります。

この状態のままでは、健康に意識を向けたとしても方向が定まらず適切な選択をすることが難しいと考えたところから、Compassでは健康をより具体化して捉えています。

肉体的・精神的・社会的に良好な状態というWHOの定義をベースに、肉体・精神・社会それぞれが以下の状態であることを健康であると考えています。

Compassが考える健康の具体化

肉体的健康=身体に痛み・不調がない
精神的健康=ストレスの調節ができる
社会的健康=心身を休める環境がある

この具体化をしたものでも言葉として不十分なところがあるかと思います。

ですので、肉体・精神・社会それぞれの健康について、さらに踏み込んで考えみましょう。

肉体的健康とは

“肉体的健康=身体に痛み・不調がない”

肉体、いわゆる身体の健康というものも非常に幅が広いものであります。

その中で、どのような状態が健康であるかと考えた際に、「身体に痛みや不調がない」ことを健康の最低条件として選択しました。

痛みや不調がない。

当たり前のこととして捉えられるかも知れませんが、実際の世間では肩こりや腰痛をはじめとした、身体の痛み・不調を抱えている人がほとんどです。

むしろ、身体のどこにも問題がないという人を見つける方が難しいかも知れません。

そのような現状のため、ちょっとした身体の痛みや不調であれば問題として捉えていない場合も多くあります。

これくらいなら問題ない。

このように、痛みや不調を軽視することは健康を損なう一歩目を踏み出しています。

軽度の痛みや不調であっても、運動やトレーニングなどの際にそれらが気になると、身体を動かすことに辛さや嫌気を生じることから運動の機会を減少させることにも繋がります。

そして、運動機会の減少は身体の機能の低下を引き起こすことから、痛み・不調の悪化を招くこととなり悪循環のサイクルへ入ってしまいます。

頭では誰もが健康でいることを大切であると考え、運動やトレーニングといった身体を動かすことに目を向けようとしていますが、それが行動に移らない一つの理由が「身体に痛み・不調を抱えている」ことであると考えます。

実際に痛み・不調で悩む方の治療に携わっていて感じるのは、身体の調子が良くなれば運動やトレーニングへの意識が高まるということです。

最初は痛み・不調を改善したいという目的であったとしても、調子が良くなっていくにつれ、身体が問題なく動くことに自信が生まれると、新たな目的に向かい前向きに運動やトレーニングに取り組む方が非常に多くおられます。

健康を意識しているが中々行動に移れないという方は、一度ご自身の身体の状態を見直してみることで、行動に移れない原因が身体に潜んでいることに気づくきっかけとなり、そして、それを解消することが健康への第一歩となることでしょう。

痛み・不調がないというものは、健康の最低条件であり自分自身で健康へ向かうためのスタートラインであるとも言えることから、肉体的健康の条件を「痛み・不調がない状態」と考えています。

精神的健康とは

“精神的健康=ストレスの調節ができる”

思考や感情のコントロール、内臓やホルモンのバランスなどが精神的な健康に関わります。

それらを操作しているものは神経であり、中でも自律神経の働きが鍵を握っています。

その自律神経は交感神経と副交感神経の2つからなるものですが、この2つは日常生活において「ストレス」の影響を大きく受けていると考えています。

身体はストレスを感じると交感神経に作用し心身を興奮・緊張させます。

そして、ストレスが必要以上に身体に蓄積すると、交感神経が過度に持続的に緊張することで自律神経は適切なバランスを崩し、結果として精神的健康を損なうことに繋がります。

このようなことから、精神的な健康を維持するためにストレスへ目を向ける必要があるわけですが、健康ためにはこのストレスを無くすのではなく上手く付き合っていけるかというところがポイントになります。

何故かというと、ストレスは単に悪者と言うわけではなく、時には身体にとって必要な刺激かつ良い影響を与える要素を兼ね備えた、人間が生きる上で必要なものです。

そのため、ストレスを解消するのではなく、ストレスについて理解し自分自身でストレスを調節できるようになることが精神的健康の鍵と言えます。

特にストレス社会と呼ばれる現代さらに今後においては、このストレスと「どのように向き合うか」が精神的健康また健康を維持する上での大きな課題になると考えていることから、精神的健康の条件として「ストレスの調節ができる」ことを重要視しています。

社会的健康とは

“社会的健康=心身を休める環境がある

社会的健康は3つの健康の要素の中で一番捉えにくいものではないでしょうか。

仕事・家庭・交友関係など様々な要素を含むものでありますが、ここでは「心身を休める環境がある」ことを社会的健康として捉えています。

先ほどもお伝えしましたが、今我々が生活している世の中ではストレスを受ける場面が非常に多く存在します。

そして、その場面の中でも普段から長い時間を過ごす場所ほどストレスを感じることと多います。

例えば、会社員の方であれば職場であり、主婦の方であれば自宅。

職場での業務・交友関係や自宅での家事・炊事・育児など、自分のライフスタイルの軸となる環境では時間の経過とともに少なからずストレスを感じることと思います。

このように毎日の生活の中で受けたストレスをそのままに心身を休めることなく過ごしていると、精神的健康を損なうことから身体的健康が悪化する可能性も十分に考えられます。

そのため、心身を休めることを目的とした気分転換ができる環境を持つことをお勧めします。

この環境に条件は問いません。

健康のためにフィットネスクラブに通うことや休みの日に好きなスポーツをすることも良いでしょうし、カフェで過ごす、映画を見にいく、自然に触れるなど日常から離れたものを取り入れることで、気分転換となり過度なストレスが少し落ち着くことになります。

環境が変わると、人付き合いや自分の意識などはじめ様々なものが自然と変化してきます。

その変化が、日常との違いであり新鮮に感じることから、身体と心は日常のストレスが頭から離れることで休まります。

このように、心身からストレスを離すこと社会的健康の立ち位置として考え、「心身の休まる環境がある」ことを社会的健康として考えています。

心地良いと感じる環境を持つことをお勧めします。

最後に

健康とは何か。

考えれば考えるほど難しくなっていくものであると感じるものですが、今も昔も健康のためにと言われてることは大きく変わりません。

・早寝早起きを心掛けましょう
・暴飲暴食は控えましょう
・適度に運動しましょう

皆様も一度は聞いたことがある言葉ばかりと思います。

我々が生きる現代は科学や技術が進歩し、日に日に新たなものが生まれていますが、自然そのものは昔と変わりません。

1日は24時間であり、日本では4つの季節が巡り続けます。

このように今も昔も変わらないところに、健康だけでなく我々が生きる上での知恵が隠れているのではないでしょうか。

そして、何より誰一人として同じ人間はいません。

体格・性格・職業・趣味・生活習慣など、一人ひとり異なります。

そうなると、健康の在り方も一人ひとり少なからず変わるものであると考えます。

つまり、これが健康に良いという絶対的なものは存在しません。

今回のコラムで紹介した内容も、あくまでもCompassの考え方であり誰しもに当てはまるものであるとは思っていません。

だからこそ、一人ひとりが自分自身の健康に向き合い、考え・行動することが大切であり、自分にとっての「最善の健康」を考え「最適な選択」を是非探してください。

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