痛みが発生する過程 〜根本的な痛みの解決〜

先日の記事では、痛みが発生する理由についてご紹介しました。
(そちらの記事について▶︎https://pclab-compass.com/2020/03/28/1231/

その記事の中では「血液の不足」と「筋肉の収縮」という2つが痛みを発生させる条件となるとお伝えしたのですが、そもそも2つの条件はいきなり揃うわけではなく、何かしらの過程を踏んでいます。

今回はその痛みが発生するまでの過程について書いていきます。

痛みは、交通事故よる骨折やスポーツの最中などに起こる打撲や脱臼のような急性外傷と呼ばれるもの以外は、いくつかの過程を踏んで発生します。

大きく分けると以下のような過程を辿ると考えています。

①癖・習慣による姿勢の崩れや筋肉への負担



②特定の筋肉の緊張が強くなる



③筋肉の緊張から関節の位置が変化



④身体の動きに伴い痛みが発生

肩の痛みを例として、痛みの発生から逆順に考えてみましょう。

肩関節への痛みは腕を持ち上げた際に発生することが多いです。

・・・④

これは肩関節の位置が正常な位置からズレて起こります。

そのため、腕を持ち上げる際に肩関節で肩甲骨と腕の骨が衝突し痛みが生じています。

・・・③

肩関節の位置のズレは周辺の筋肉の緊張バランスの崩れから起こるものであり、その多くが肩の前側や胸まわりの筋肉の緊張が強くなることで、肩関節では前方へのズレが生じます。

・・・②

肩や胸の筋肉が緊張することにより、肩関節が前方へズレる原因として考えられるのは、、、

・普段の姿勢が猫背気味である
・デスクワークでの仕事やスマホの使用が多く、前屈みでいることが多い
・胸や肩まわりのトレーニングが多く、背中とのバランスが取れていない

など、これらをはじめとして様々な理由が考えられますが、いわゆる普段の生活においての癖や習慣が筋肉の緊張バランスを崩してしまっています。

・・・①

痛みの発生する過程は、それぞれの症状によって細かく異なるところもありますが、大きく分類すると今回ご紹介した流れで発生することが大半です。

そのため、痛みの改善・解消には、その痛みの発生条件を取り除くことで解決されますが、それだけでは「痛みの発生と解消」を繰り返しているだけであり、根本的な痛みの解決には至りません。

今回の記事でご紹介したように痛みの発生過程を辿っていくと、根本的な問題は普段の仕事や生活スタイルから引き起こされる「癖や習慣」の中に潜んでいます。

そのため一見遠回りに見えますが、それらを改善することが痛みを解消する一番の近道になると言えます。

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