何故、痛みが発生するのか

身体に発生する痛み。
現代では肩こりや腰痛の2つをはじめ、様々な痛みの症状をお持ちの方がおられます。

ご自身が抱えている症状について詳しくなられる方は多いのですが、そもそもの痛みや違和感が発生している原因については意外と知られていないようです。

そこで、今回は身体に発生する痛みについて考えてみましょう。

痛み(=痛覚)と一言にいっても、、、
▷表在性痛覚(皮膚の痛み)
▷深部痛覚(筋肉・腱・関節など)
▷内臓痛覚
などいくつか種類があるのですが、今回は世間で多くの方が悩みとして抱えている深部痛覚についてお伝えします。

深部痛覚とは、皮下組織・筋肉・腱・関節などから生じる痛みことを指し、その特徴として痛みのポイントがわかりにくく、鈍いまたは重たい痛みが続くことが多くあります。

例としては、、、
▷激しい運動後の筋肉痛
▷筋肉内の血流循環が障害されることで起こる筋肉の痛み
▷正常な範囲を超えた関節運動による関節への痛み
▷脳への血流障害や脳圧の変化に伴う頭痛
などがあります。

中でも、筋肉内の血流循環が障害されるケースは、日常生活の中で最も多い痛みの種類として考えられ、一般的な肩こりや腰痛などもこれらに含まれます。

筋肉には、そこで発生した異常を痛みとして伝える神経があるのですが、これは単に筋肉が伸び縮みすることや筋肉内の血流循環が障害されることでは反応しません。

「筋肉内の血流循環が障害された状態にて筋肉が収縮する」ことで、神経が痛みと判断し脳に伝える条件となります。

そのため、肩こりや腰痛も何もしていなければ問題ないものの
▷首を回すと肩まわりに重だるさを感じる
▷ものを拾う動作で腰に痛みが走る
など、先ほどの「虚血(血が足りていない)」・「収縮(筋肉が縮む)」の2つの条件が揃うと痛みが発生します。

「何故、痛みが発生するのか」という条件がわかれば、あとはその条件が揃わないようにすれば痛みは改善されます。

条件のうちの一つである、「筋肉が縮む」に関してはこれが無ければ、物を持ったり・歩いたりと身体を動かすことができなくなるため、痛みを発生させないためには、「筋肉内の血流循環を維持する」ように心掛けましょう。

一時的に痛みを和らげるためには、ストレッチ・運動・鍼灸・マッサージなどで、痛みの出ている筋肉の緊張を緩めることで、血流循環が回復し痛みが和らぎます。

しかし、あくまでも一時的な対処法に過ぎませんので、痛みを根本から解消させたいと考えている方は、その痛みが何処から・何を原因に発生しているかを考える必要があります。

次回の記事では、痛みを根本的に解消させるために、痛みの発生過程とその原因について書いていきます。

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