「春」 〜 心を落ち着かせる 〜

3月も残すところ5日となりました。
日中の気温も少しずつ高くなり、ところによっては桜の開花が見られたりと春の訪れを感じる季節となってきました。

東洋医学の考え方では、春の期間は発陳(はつちん)と呼ばれ心を落ち着かせ伸び伸びを過ごすことが健康に過ごすポイントであると言われています。

そんな心地良い季節が到来しようとしている訳ですが、世間ではコロナをはじめとした騒動などから、信憑性の薄い情報に振り回されたり、予防や対策に必要以上に気を遣ってしまうことで心を落ち着かすことができていないのが現状です。

それらの影響から、不安や怒り・ストレスを抱えることで心が不安定になるだけでなく、身体の免疫力やホルモンバランスが崩れることも考えられるため、今回は「心を落ち着かせる」ことについて考えてみましょう

心の落ち着きがない・精神状態が不安定という状況は皆様も一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

そんな状況の時に「落ち着いて」「大丈夫だから」などの声を掛けられたからと言って回復するものではありません。

目に見えるものでもなければ、その原因を簡単に見つけられるものでもない非常にデリケートなものであると考えられています。

精神的な悩みや問題はトレーナーや治療家といった身体に関わる職業の人間が直接的に扱う問題では無いのですが、なぜ今回の記事のテーマをこのようなものにしたかと言いますと、、、

身体からのアプローチ(トレーニングや治療)を行なった結果、間接的に心・精神状態が改善したケースがあるからです。

身体と心は一見別物に感じますが、繋がっていると考えています。

怒ったり・興奮すると心拍数が上がり血管が収縮することや、悲しくなったり不安になると身体を丸める姿勢になることなどが身体と心の繋がりを現しています。

トレーニングや治療にお越し下さるクライアント様は毎回身体の状態が異なります。
と言うことは、もちろん心の状態もその日によって異なります。

普段は元気なクライアント様でも、時には仕事やプライベートなどが影響し心が不安定な場合もあります。

そのような際は、、、

▷普段よりも大きな呼吸を心掛ける
▷身体を伸ばす筋肉に刺激を入れる(背中・お尻・二の腕など)
▷強張った筋肉を緩める

これらに意識を向けたプログラムを実施しています。

心に落ち着きが無いときは、焦り・不安・ストレスなどから余裕が無くなり呼吸が浅くなり、姿勢はお腹を中心に力んでしまい背中が丸くなる傾向があります。

ですので、そういった時にこそ大きな呼吸を意識して、前屈みになった身体を大きく伸ばしてあげることで身体のバランスが整い、その結果、心のバランスが整ってきますので、少し心に落ち着きが無いなと感じた際には是非お試し下さい。

世間に対して皆様それぞれ思うことはあると思いますが、それは他の皆様も同じことです。

目の前のことに不安や怒りを持つことで問題が解決する訳ではありませんので、心を落ち着けて自分やまわりを俯瞰することが、今を健やかに過ごす秘訣になるかもしれません。

季節の移り変わりを感じることができるのも、四季のある日本で過ごしているからです。

その与えられた環境を当たり前にせず、今の「春」をしっかりと感じ、気分転換することが心の健康に最適であると考えます。

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